先月、推しサッカー選手のひとりであるところの加賀美翔選手が引退を発表しました。
https://twitter.com/s33_s11/status/1239423926326837249
https://web.gekisaka.jp/news/detail/?299755-299755-fl
ここ2シーズンは5部のクラブであまり出場機会を得られておらず(この点に関してはちょっと文句を言いたいモンペな私)、年末に退団のリリースがあってから2020シーズンが開幕しても所属先が決まらず、なんとなくそんな気もしていましたがいざ実際に本人のコメントが出るとまだまだやれると思っていたのでやっぱりショックですね。
これを機にちょっと思い出を振り返ろうと思います。
出会いは2014年。ガンバサポとして行った味スタでの天皇杯でした。
5-2でガンバが勝つことにはなるのですが、相手側に動き出しのいいFWが居て、実際にゴールを決めていて、気になったのを覚えています。
その日はいつものゴール裏ではなく、バックスタンドでじっくり観戦できたのも大きかったかもしれませんね。
本格的に追いかけ始めたのは2016シーズンからでしょうかね。(声優方面もそうだけれど2015後半から2016にかけての推し増しが多いな!)
TMでゴールを決めれば喜び、トップチームのメンバー入りを逃せば憂い、西に期限つき移籍すれば一目見ようと車を走らせ、東に完全移籍すればどんなプレーをするのか確認しに足を運びました。
個人的に思う彼の良い所はストライカーらしさがあふれているところです。概念的な話で申し訳ないのですが、クロスへの入り方、マークの外し方、スペースの作り方・生かし方、バイタルゾーンで足を動かし続けられる、ゴールやボールへの嗅覚・ポジショニング、その他もろもろが点を獲るという行為に特化しているように感じました。攻撃的なサッカーが好きな自分にとって、常にゴールのにおいのするFWっていうのはやっぱり魅力的なんですよ。
まぁでも逆にそれ以外に特筆すべき点は無いなとも感じていました(そういうところも好きなんですが)。「現代サッカーでは後ろの選手も攻撃(主にビルトアップ)の能力が求められて、FWの選手も守備することが求められる」と言われるようになって久しいですがここ数年でその動きはもっと加速したと感じていて、今時点を取るしか能のない"ストライカー"にポジションなんて無いんですよね。それこそ毎試合1点取るような選手になるしかない。たとえどんなにチャンスのない試合であってもね。だってそれがストライカーの存在理由だから。
10年早く生まれるか、守備面でもポストワークでもなんでもいいからなにかしら別の強みがあるか、強みと言えないにしてもそつなくいろいろこなせていれば違ったのかな、と思うこともありました。まぁそつなくこなせてたらストライカーなんて生き方やってないですけどね!w
現地に行ったらメンバー外だったこともあったし、生でプレーを見られたのは数えられるほどでした。それでもあの輝きが心から離れず、ずっとずっと気にしていました。どんなに干されてようがストライカーとしての本能は消えてなかったし、きっとやってくれると信じてました。
結果が全てのプロスポーツ界、わかっちゃいたけどやっぱ厳しい世界だよなぁ…
藤枝でチケットもぎってもらえたこと。
地元のラジオの公開収録を眺めたこと。
新潟には行けなかっこと。
日立台で出てきたこと。
袖ヶ浦で子供たちに囲まれてたこと。
何もかもが懐かしいですね…
個サポが撮ってそうなツーショット写真のひとつも持ってなくて恐縮ですが、それでもぼくの心の中には大輪の花が咲き続けていました。それは今も変わりません。
飲食店開いたら遊びに行こうと思っています。もうプロサッカープレイヤーとしての彼に会えないのは残念だけれども、彼の人生第二章も応援していきます。これからの彼の人生に幸多からんことを!ありがとう、加賀美翔!
iPhoneのカメラ、ズームすると画質がかなり落ちるのでいいカメラアプリ探してみます。